また、過労死のニュースが流れた・・・

こんばんは、Lasyです。

朝から嫌なニュースを見てしまいました。

西日本高速で男性過労死 退勤8分後に出勤も

いい加減、この国から長時間労働や過労死とかなくならないものですかね。その上、残業代の未払いもあったとか。

正直、ほとんどの会社の「周りも同じだから、そういうところは暗黙の了解で。。。」みたいな姿勢がいつになっても変わらないのが納得出来ない。

中途半端な処罰じゃなくていい!

今回の件で言えば、労基署が先に把握していた実態は「残業代未払い」の問題。

記事を見る限り、月の勤務実態が短くされておりその分の残業代しか支払われていなかったのでしょう。

そこで、労基署が対応した内容が「是正勧告」。

この是正勧告というのは、簡単に言うと「労働基準法に違反しているので期日までに直してくださいね」という感じ。

正直、ぬるい!

要は、その場だけでも直して、ほとぼりが冷めた頃に同じことを繰り返すこともできなくはない。

また、是正勧告に従わなかった場合、「6ヶ月以下の懲役または、30万円以下の罰金」。

罰則もぬるい!!

もっと思いっきり罰則与えてもいいんじゃない?人が死んでしまう可能性も考えて罰則を与えましょうよ。

実際、過労死がでてますから。

強制力がないとか意味不明です

是正勧告などは、あくまでも行政指導にあたるため強制力はありません。

なので、こういった警告という形でしか介入することができないわけです。

それなら、強制力を持たしてしまえばいいと思うのは間違った考えでしょうか?

残業代の未払いがわかった時点で、罰則を与え、未払い分をは払わせる。

会社名をニュース流して、ネットで一覧化していつでも見れるようにする。

ここまでのことをしないとイタチごっこで終りが見えない。

ここまでされると企業としては社会的信用はなくなるので、新卒も中途も来なくなるし取引先もいなくなるかもしれない。

何件か、事例がでれば「ウチもまずいかもしれない」と思う企業が出てきて勝手に直るんじゃないかなと思う。

こんな会社でも無くなったら困るという声

昔、「ダンタリン」という労働基準監督署のドラマを見た時にこんなシーンがあったのを思い出す。

従業員「会社に是正勧告を出すのは辞めてくれ!残業代を払ったらこの会社は潰れてしまう!せっかく見つけた仕事先なんだ!」

ブラック企業を逆に労基署から守ろうとする場面でしたが、印象的でした。

実際に、全従業員の未払い分の残業代を払ってやっていけなくなる会社もあるだろうから
残業代が無くても働けるだけ幸せという考えに行き着いてしまうのだろう。

なので、僕が上記に挙げた内容をやられて困るのは、経営者だけではないのかもしれない。

それでも、厳しくやるべき!!!

繰り返し言いますが、イタチごっこなんですよ。

早いうちに、こういう会社や考え方を変えておかないと子供たちが働くときにもこういう会社が残ることになるでしょう。

親がブラック企業で必死こいて働いて子供を育てる。

子供が大きくなって、ブラック企業に入社してしまう。

親は耐えれたけど、子供はダメだった。⇛過労死

この流れができてしまった場合、何のために必死で働いたのがわからなくなる。

おそらく、働いた意味は無になる。

そんなことになるなら、もう一回苦労して転職したほうがいいでしょう。

と、怠け者ながらに勝手に思って書いてみました。