どうも、Lazy(@lazy_Engblog)です。
今更ではありますが、先月3月をもって、退職しました。
もう既に、辞めてから一ヶ月になるので本当に今さらですね。
その間に少しブログを更新していましたが、この記事を書かなかった理由は、
完全に退職手続が終わったのが、今日だから!
本当にのらりくらりの会社で、事務処理なんか全部ボクがやっていのたで。
退職してからスピード感の悪さが影響して、離職票は2回催促して今日来ました(笑)
しかも、源泉と離職票がバラバラで送られてくるという二度手間をしてくるような感じで(笑)
100%自分語りになってしまいますが、退職した理由を書いていきます。
とりあえず、会社の概要と入社の経緯
特定されるとめんどいので、ある程度伏せて話します。
- 創業1年目の完全にスタートアップ企業。
- 代表・役員を含めて、10人以下の従業員数。
- 業種は、完全にITとはかけ離れてるとこ。
- ITを知らないので、エンジニアやっているボクが社内のITスキルを高めてほしいとのことで紹介された。
- 社内の業務上必要な書類とかテンプレートが無いからソレを作ってほしいとかで内容が簡単そうだった。
- 1番の決め手は副業OKだったこと。
- 業界として、ITが参入されていないから特化したITサービスを開発してもらいたい。
まぁ、ざっくりとこんな感じで知り合いの紹介で入社して1年近く働いてみた。
ボク的にも副業が許されるような会社はあまりないので、速攻でOKして入社した。
一般的には、社内エンジニア兼サービス開発がメインというポジションなのかなぁという感じだったので何よりいい経験になりそうだった。
が、実態は全然違くて、結果として自分の技術力が底辺レベルくらい下がってしまった。(元々、足りないのはあったが)
そもそも、ITとかどうでも良さそうだった
社長は「ITだ、ITだ」と言っていたけど、そもそもそんなに熱意がなさそうだった。
実際にエンジニアとして仕事をしたのって、1週間もないくらい。
じゃ、何をやっていたかというと、その業界の実務をこなしていた。
自分が作った書類フォーマットを使って、めちゃめちゃ、やり取りしていた。
「もう、こんなの聞いてないよ〜」的な話をしたけど、
「今は、忙しいから」的な話をされて、ITなんて置き去りに。
FAXが大活躍するような業界なので、自分が思っているスピードで仕事が片付かない。
FAXも無い業者には、書類を手渡しするために、車で往復1時間使ったこともあったなぁ。
そんなこんなやってるうちに、自分のIT業務どころか、技術すらなくなっていって自信をなくしていった。
知らないうちに総務になってた
業界の実務をこなしていたら、「事務っぽく見える作業は全部ボク」みたいな意識が勝手にできていて、
前任の経理の人がいなくなってからは、経理作業もボクがやるようになっていった。
領収書の入力とかから、だんだん資金繰りとか、銀行との折衝や、税理士と話したりとか
「なんかもう、経理ではあるけど、経営レベルじゃね?」っていうことをやってた。
まぁ、経理に関しては「いつかは勉強したいな」と思ってたから、これはいい経験だったけど、
その分の給料は上がらなかったで、そこは不満があったかなって感じでしたね。
後半は、朝出社したら、役員の奥さんの保険の資格喪失が置いてあって、
「これなんですか?」って聞いたら「扶養の手続しといて」と当然の事のように言われた。
「いやいや〜、エンジニアとして入社しているので〜、それって労務じゃーん!」ってな感じで
もう、気づいたときには社労士さんともやり取りをしてて完全に総務だった。
さらに、エンジニアとしてかけ離れたので、エディタすら開かない期間が何ヶ月も続いた。
役員に「役員レベル」の人がいない
そんなに、大きい会社じゃないから業務の流れなんて、そんなにルール無いのに、
「請求書って印刷したらどうしたらいいの?」とか
「FAXの紙の向きってコレであってる?」とか(笑)
「やめてー、新卒の女子社員でしか可愛く見えない質問だよ〜」ってな感じだった。
というか、ボクが入社する前はどうしてたの?(笑)
しかも、一回教えたら終わりじゃなくて、教えても覚えないのよ。
というか、その場だけ解決したらOKだから覚える意識も感じられなかった。
ほとんどの、役員に「わかんなくなったら、また聞くわ〜、パソコンとかわかんないし〜(笑)」というのが多かった。
なるほど、メモとか取らないのね(笑)
業界全体がパソコン・事務作業から離れてるから、そういうレベルから教えるのも全然良いし、覚悟をしてたけど、覚える気がない人たちに教えるのは時間の無駄だった。
どうせ、覚えないならボクがやれば良くない?って思ってからは、
発生し得る業務は先回りして終わらせてた。
なので、一時期は役員が帰ってからも4時間近く作業してた時期もある。
その上、仕事の管理の仕方の話をしてた時に「ToDoってそもそも、何?」とかって言う質問もされた。おいおい(笑)
仕事が落ち着いてからは…
仕事が慣れてきて、総務も実務も見えてくると仕事のパターンがわかってきて、
結構早くできるようになったので、定時で帰れることが増えてきた。
なので、家に帰ってから落ちた技術力を戻すために、勉強したりしてた。
会社として仕事が増えてきてもパターンが見えてるので、比較的遅くなることはなくなった。
でも、周りの役員は残業するようになる。
※役員に残業という概念は、存在しないけど…
まぁ、そんなこんなでしばらくしたら全員の前で怒られた。
「みんな頑張ってるんだから、残業しなきゃダメだよ!」と。
「ふえ〜、オレが残ってたときは〜?」と話したけどダメだった。
どうやら、残ってる人間が多いときは残る、みんな帰ってる時に残ってるのは勝手に残ってる的な考えっぽかった。
なんか、頑張っても報われないじゃん。というか、オレは自分の仕事終わってるんだけど(笑)
結局、怒られてから役員の残業を見てみたけど、前に何回も教えたパソコンの操作を覚えてなくて、
スピードが遅いだけだった。
と、分かった次の日に退職届を出して、残作業を片付けて速攻で辞めました。
結局
あれこれ、マイナスに考えても仕方ないので
「一年使わず、あの会社から逃げれてよかった」と思うことにした。
辞めてからも、周りの人に悪口言っているようで、それを知る度に、
「あんなに頑張ったのにな」と若干つらかったり、言い返したい気持ちもあるけど、
ぐっと堪えて「離れて正解だった」、と思うことに気持ちを切り替えていくことに決めております。
しばらくは、手に付けられなかった副業をしながらゆったり過ごそうと思います。